喪中のときお正月にタブーなことは?マナーや過ごし方を徹底解説

喪中のときお正月にタブーなことは?マナーや過ごし方を徹底解説

喪中のとき、お正月にタブーなことはあるのでしょうか?喪中だと、例年普通にしていることでも避けた方が良いというイメージがありますよね。しかし、具体的に何ならやっても良くて、何なら避けるべきなのか、詳しくは分からないという人もいると思います。この記事では、喪中のときのお正月のタブーや過ごし方について解説します。喪中の人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

喪中のときお正月にタブーなことは?

喪中のとき、お正月にタブーなことが複数あります。

まず喪中とは、親族が亡くなったときに故人の冥福を祈るため、派手な行動を慎むという期間のこと。喪中期間に、大事な人を失った悲しみを乗り越えて、少しずつ日常に戻る時間とも言われています。そんな中、喪中で本来祝うべきお正月を迎える際には、タブーな行為があるのです。

喪中のときのお正月タブー①お正月飾りをする

喪中のときお正月にタブーなことは、お正月飾りです。お正月にお迎えする神様は、神道の神様です。神道では「死=穢れたもの」という考えがあるため、喪中の人は神道の神様をお迎えすべきではないとされています。門松やしめ縄を飾るとお正月気分だけでも感じられますが、お正月飾りは控えましょう。

喪中のときのお正月タブー②おせち料理を食べる

喪中のときお正月にタブーなことは、おせち料理です。おせち料理は昨今、お正月を祝うために食べる風習になってきています。おせち料理を食べるということはお正月を祝うことになるので、タブーとされていますよ。ただし、年越しそばやお雑煮はおせち料理ではないため、喪中でも食べることができます。お祝いの席で食べることは避け、普段の食事として食べましょう。

喪中のときのお正月タブー③新年の挨拶をする

喪中のときお正月にタブーなことは、新年の挨拶です。年が明け「あけましておめでとうございます」という挨拶をしたり、年賀状を送ったりすることは避けましょう。喪中のときは、前年の11~12月のうちに「喪中はがき」というはがきを知人に出しておき、年賀状のやりとりをしないことを事前に伝えておきます。

年明けに知人に会った際も「おめでとう」という言葉を使わず「今年もよろしくお願いします」という挨拶に留めましょう。

喪中のときのお正月のマナー

喪中のときにお正月を過ごすには、忘れてはならないマナーがあります。それは、亡くなった人のことを思う気持ちです。その気持ちがあれば、自然とタブーとされる行動を避けて過ごせるのではないでしょうか。たとえば、以下のようなことは故人を思ってなるべくしないほうがよいでしょう。

  • 旅行をする
  • 初詣で神社を訪れる(お寺なら可)
  • 結婚式を挙げる

まとめ

喪中のときお正月にタブーなことをご紹介しました。喪中のときは、大切な人を亡くし傷心状態だと思います。喪中に派手な行動をするほどの気力もないでしょうし、悲しみを乗り越えることで精いっぱいかもしれません。喪中期間は、そんな気持ちの整理をしてまた現実に戻るための時間とも言われています。タブーな行動を避け、故人を思いながら少しずつ前に進める期間にしましょう。

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