この記事では、昇進祝いにタブーがあるのかどうか調査します。昇進祝いは、自身の上司や仲間に対して贈ることがあるでしょう。前向きなイベントとして、気持ち良く贈ってあげたいですよね。タブーを犯すことのないよう、また正しいマナーを用いて相手に喜んでもらえるよう、基礎を知っておきましょう。昇進祝いにタブーがあるか知りたい人、何を贈るか迷っている人はぜひ最後までご覧ください。
昇進祝いのタブーって?
昇進祝いにはいくつかのタブーがあります。失礼に当たってしまったり、気持ちが伝わらなかったりする恐れもありますので、何がタブーなのか知っておきましょう。せっかく昇進祝いを贈っても、マイナスな印象になってしまったら本末転倒。贈る側も受け取る側も良い気持ちになれるよう、何をしたらいけないのか知識を持っておくことが大切です。
昇進祝いのタブー①金品を贈ること
昇進祝いのタブー1つ目は、金品を贈ることです。好みが分からなかったり、好きなものを買ってほしかったりする場合、現金や金券を贈る人がいるかもしれません。しかし、特に目上の人に対し金品を贈ることは「生活に困っているだろう」という気持ちの表れとなり、失礼に当たることがあります。好みが分からず何を贈ったら良いか分からない場合は、カタログギフトにすると良いでしょう。
【参考サイト:高島屋】
昇進祝いのタブー②マイナスな連想をさせるものを贈ること
昇進祝いのタブー2つ目は、マイナスな連想をさせるものを贈ることです。日本の贈り物文化には、縁起の悪いことを連想させたり、ネガティブ要素を持ったりするものは選ばない方が良いとされています。昇進祝いの中でタブーなアイテムは、以下の通りです。
- 文房具・時計:「もっと仕事に励みなさい」という意味を持つ
- 肌着:「生活に困っているだろう」という意味を持つ
- 靴類:「踏みつける」というイメージを持つ
- ベルト:「気を引き締めなさい」という意味を持つ
意外にも、気軽に贈れそうで実用性もある上記のアイテムが、タブーとされているんですね。
昇進祝いのタブー③正式発表前に贈ること
昇進祝いのタブー3つ目は、正式発表がある前に贈ることです。
昇進祝いを贈るタイミングは、正式な発表が出てから1週間以内を目安にしましょう。正式な発表がある前に先走って贈ることはマナー違反に当たりますし、会社内のことなので、周囲と物や金額について相談し足並みをそろえることも大切です。
また、会社で堂々と昇進祝いを渡すことにも注意が必要です。昇進を喜ぶ人がいるかたわら、悔しい思いをしている人もいる可能性を考え、渡し方も気を付けましょう。
昇進祝いの選び方や相場は?
昇進祝いを選ぶ際には、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 身だしなみに関係するアイテム(役職が上がり身だしなみに気を付ける人が増えるため)
- 実用性のあるビジネスアイテム(昇進すると多忙になるため)
- 食べ物(多忙な生活になるため、普段買わない高級志向なお肉など)
そして、相場は3,000~30,000円とされています。贈る相手との関係性にもよりますので、同じように昇進祝いを贈る周囲と相談すると良いでしょう。
まとめ
昇進祝いのタブーについてお伝えしてきました。職場内の昇進祝いは、タブーを犯して失礼に当たってしまうとその先の関係性にまで影響があるかもしれません。お互いに気持ちよく贈り贈られることができるよう、昇進祝いのタブーを知ってギフトを選ぶようにしましょう。お相手に気持ちの伝わる、素敵な昇進祝いが贈れますように。