この記事では、福耳がお金持ちといわれる理由について調査しました。福耳の人はお金持ちである、もしくは将来お金持ちになるという言い伝えがありますが、誰しも一度は「耳の形で金運が決まるなんてあり得るの?」と思ったことがあるのではないでしょうか。確かに、耳の形によって金運が変わるというのは非現実的ですし、福耳を持たない人だけが汗水たらして働かなければいけないような印象を与えかねません。福耳=お金持ちと言われているのはなぜなのでしょうか。
福耳がお金持ちといわれるのはなぜ?
福耳がお金持ちだといわれているのは、七福神の恵比寿様や大黒天様、そしてお釈迦様など仏様と呼ばれる人たちの耳たぶに似ているからです。耳に限らず、私たちの顔全体には「お金持ちになれる」といわれる「福相」というものがあります。
手相などと同じで、顔の特徴によってお金持ちになれたり、仕事で成功したりすると考えられているものです。福耳も福相の1つ、つまり「お金持ち顔のパターン」なんですね。
参考サイト:エストハウジング
「福相」とは?
福耳は福相の1つですが、ほかにも福相にはパターンがあります。ライブドアニュースによると、福相とは幸せを呼ぶ人相のことで「福顔」とも呼ばれています。積極性を表す存在感のある唇や大きな目、血色の良い皮膚など、見ているだけで幸せになれる人相を福相といいます。
福耳もその1つで、顔を見たときにその人が福耳だと「金運が良さそう」「幸せそう」という印象を抱きますよね。日本では福耳=金運や幸運と結び付けられやすく、福相としてもよく知られています。
耳たぶが大きい人の特徴
福耳の特徴は、耳たぶが大きく肉に厚みがあること。耳たぶが大きくふっくらしていて、見るからに「裕福そう」な印象を与えるのが特徴です。耳たぶが大きいと耳全体が大きく見えるので、パッと顔を見た瞬間に福耳だと分かりやすいですよね。日本で語り継がれている神様は福耳を持っていることが多くあり、特に七福神が印象的ですね。
参考サイト:Donami
福耳がもたらすのは金運だけではない
福耳はお金持ちの象徴という考え方がありますが、実は福耳がもたらす影響は金運だけではありません。運気全体が高まるものとされ、苦労することなく豊かな生活ができるといわれています。
また、金運をはじめ運気全体が良いことで性格も温厚になり、めんどうみが良いという特徴もあるといわれることから、周囲から助けられ支えられる人格者であるという見解もありますよ。
福耳を持ったことで一攫千金を得るというよりは、そのような人格を活かして豊かな人生を手に入れられるという考えなのですね。
参考サイト:マイナビニュース
耳たぶを売って運を逃した説も
仏教の説話の中に、自らの福耳を人に売ったことで福運を逃し、その福耳を買った人に運が向くようになったという逸話が言い伝えられています。福耳は昔から、仏の姿の特徴を示した代表的なものであり、縁起が良いとされてきました。
もちろん、実際に耳たぶを人に売ることはなかなかできませんので、あくまで言い伝えの中の逸話ですが、福耳を授かったことには感謝しなければいけないという教訓なのですね。
参考サイト:マナリンク
福耳を持つと必ずお金持ちになれる?
福耳はお金持ちになれるといわれていますが、何もせずお金が入ってくる人生になるわけではありません。「自分は福耳だから働かなくてもお金が入ってくる」などとたかをくくり、何も努力をしなければ、おお金持ちになるとは考えにくいでしょう。また、お金持ちになったとしても浪費を続けていれば、いつかお金は底をつきます。
あくまで、福耳を持った人は努力が報われやすく、縁起の良い福相をしているという認識なのですね。
参考サイト:マイナビニュース
特にお金持ちになれるといわれている耳たぶのかたち
福耳の中には、特にお金持ちになりやすい、また成功しやすいといわれている耳たぶのかたちがあります。福耳は一般的に耳たぶが大きく肉厚で、ふっくらしている形を指します。しかし、中でも福耳のかたちがより特徴的で、これから解説する形に近い人は、さらにお金持ちや偉人になれる可能性を秘めているようです。どのような形がベストなのでしょうか。
参考サイト:All About
耳たぶが上向きになっている
耳たぶが上向きになっているタイプの福耳は、特にお金持ちになれるといわれています。形の特徴としては、耳たぶの上に米粒が乗るくらい上向きになっていること。福耳の代表といえる大黒天様は、財宝・開運の神様です。大黒天様と同じ福耳のかたちをしている人には縁起が舞い込み、お金に困らないだろうといわれるようになりました。ほかにも、商売繁昌や豊作の神様とされている恵比寿様、福徳の神様とされている布袋尊様など、お金にかかわる神様が上向きの福耳であることから、お金持ちになれるという言い伝えが広まったようです。
耳たぶが垂れ下がっている
耳たぶが真下に垂れ下がっているタイプの福耳は、偉人や聖人の相だといわれています。たとえばお釈迦様や孔子は、耳たぶが肩まで届きそうなほど垂れ下がっていますね。
耳たぶの下の部分は垂珠(すいじゅ)とよばれ、マイナビウーマンによると垂珠は金運をつかさどる部分だとされています。大きいだけでなく、垂珠にほくろがあることも金運アップにつながるのですね。
垂珠が大きい人はやがて偉人になったり、多くの人から好かれ人気を得やすかったりするといわれているそうです。
福耳ではないけどお金持ちになりたい場合は?
「お金持ちになりたいけれど福耳を持っていない…」という方も、諦める必要はありません。福耳は、耳たぶを引っ張ったりマッサージしたりして手に入るものではありませんが、先にご紹介した「福相」は努力次第で手に入るからです。
たとえば鏡の前で笑顔の練習し口角を上げたり、アンチエイジングに力を入れてシワを予防したり、歯を食いしばる癖を改善して口元を柔軟にし、笑顔を作りやすくしたりするなどです。福耳以外にもお金持ちに近づく方法がありますので、ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
福耳はお金持ちなのか、言い伝えや噂の真相について調査しました。福耳を持つ人はお金持ちになれるといわれていますが、その根拠は七福神など日本の神様と同じ耳たぶをしているから。決して努力せずにお金が舞い込んでくるという意味ではありませんので、本当にお金持ちになりたい人はがむしゃらに働いたり、夢を叶えるために努力をしたりするでしょう。
しかし、それでも福耳を持っているだけで神様に味方されていると感じることができ、自信がみなぎってくるかもしれません。福耳に誇りを持ち、お金持ちになれるため走り続けましょう!