30代子持ちの貯金平均額は?貯めておくべき金額の目安も解説

30代子持ちの貯金平均額は?貯めておくべき金額の目安も解説

30代の子持ち世帯における貯金の平均額はどれくらいなのでしょうか?子どもがいる世帯とそうでない世帯では、日常的、そして将来的にかかるお金が全く違いますよね。30代は働き盛りですが、子持ち世帯の貯金平均額が気になるところです。この記事で平均的なデータや、貯めておくべき金額の目安についても解説していきましょう!

目次

30代子持ちの貯金平均額は?

Yahooニュースによると、30代子持ちの貯金平均額は286万円とされています。しかし、株式や投資信託などの金融資産を持っているかどうかで変わってきますし、また世帯年収によっても差がありますので、あくまで平均額として認識しておきましょう。

年収が低いと貯金額が少ないのは自然なことですが、年齢が上がると収入も上がり、より多くの金額を蓄えておけるという変化もあります。

子持ち世代が貯めておくべき金額はどれくらい?

それでは、子持ち世代が将来のために貯めておくべき貯金額について見ていきましょう。30代の子持ち世代は、これから子どもの教育でお金がかかるタイミングですよね。子どもを幼稚園から大学まで行かせる場合には、どれくらいお金がかかるのでしょうか。ここからは、幼稚園から高校卒業まで、そして大学入学から卒業までの2つの過程に分けて、見てみましょう。

幼稚園から高校卒業までにかかるお金

まずは、幼稚園から高校卒業までにかかるお金の目安を見てみましょう。

 公立私立
幼稚園(3年間)49万5,378円92万6,727円
小学校(6年間)211万5,396円1,000万1,676円
中学校(3年間)161万6,397円430万9,059円
高校(3年間)153万8,913円316万3,332円
合計576万6,084円1840万794円

【参考サイト:マネプロ

合計15年間で、少なくとも600万円弱はかかることが分かります。公立のほうが安いですが、昨今は私立幼稚園が増えていますので、幼稚園だけは私立だというご家庭もあるかもしれませんね。

なお、上記の金額にはクラブ活動費や習いごとなども含まれていますので、ご家庭によって節約できる部分もあるでしょう。

大学卒業までにかかるお金

続いて、大学入学から卒業までにかかるお金を見てみましょう。

 国公立大学私立大学文系私立大学理系
入学費用67万2,000円81万8,000円88万8,000円
在学費用414万円608万円732万8,000円
合計481万2,000円689万8,000円821万6,000円

【参考サイト:マネプロ

大学の場合、国公立か私立かというだけでなく、文系か理系かによる差もありますので、子どもがどういう道に進むかによって変わってくるでしょう。

大学は奨学金制度も活用できますので、奨学金を狙って進学を目指すご家庭もあるようです。

結局いくら貯めれば良い?

30代の子持ち世帯の貯金平均額が分かったところで、結局いくら貯めておくべきなのかを見てみましょう。上記で、幼稚園から大学卒業までにかかるお金をご紹介しました。それをふまえ、大学入学までに貯めておくべき金額は、約250~450万円程度とされています。この金額は、大学2年までの教育費を預貯金する場合であり、国公立か私立か、また文系か理系のどちらでも対応できる金額とされています。

【参考サイト:明治安田生命

まとめ

30代の子持ち世帯の貯金平均額について調査しました。内閣府によれば、昨今は家族の在り方の変容や多様性によって、ひとり親家庭が増えています。また働き方も多様化しているため、共働きで世帯年収が高い家庭も増加傾向にあります。

【参考サイト:三菱UFJニコス

そのため、30代子持ち世帯といっても、貯金平均額の内訳もさまざま。ご家庭に合った貯金プランを立て、コツコツと貯めていくことが大切ですね!

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